「疲れた心に強い翼を! -You are loved-あなたは愛されている」のサイトマップ
(ルピナスにとまるマルハナバチの写真。
著作権: Photo by (c)Tomo.Yun )
マルハナバチ(「丸花蜂」)という名のハチがいる。 体長が1.5センチから3センチほどの,全身を長い毛に覆われた,「ずんぐり」としたハナバチである。 体は,まあるいし,フワフワしてるから,ちょっと,かわいい感じのハチである。 この,まあるくて,フワフワしてるマルハナバチ。 実は,その昔,航空力学のエンジニアによって, 理論的には「飛べない」と証明されてしまったことがある。 ええぇっ!? 飛べない? 当のマルハナバチ自身が,そんなことを聞いたら,“空中で静止しながら”, 目をまあるくして驚いてしまうかもしれない。 どうして,物理学的には「飛べないはず」かっていうと, マルハナバチの「羽が極端に 「体が重すぎる」からだそうである。 なるほど。非常に単純明快な説明である。 しかし,現実には,彼らは空を飛んでいる。 では,なぜ,彼らは空を飛べるのだろうか。 その理由の一つが,上に示した,ロバート・H・シュラー博士の言葉である。 つまり,彼らは,自分たちが「飛べない」ということを知らないのである。 彼らにしてみれば,親も飛んでるし,兄弟も飛んでる。 周りを見れば,みんな,「当たり前」のように飛んでいるのである。 先祖代々,彼らは皆,自分が「飛べない」などとは知らなかったし, 今も,きっと知らないことだろう。 当然,マルハナバチにしれみれば,自分は「飛べる」と思ってる。 「飛べるはずだ」といつでも“信じてる”し, そんなこと,これっぽっちも“疑ったこともない”。 だから,一生懸命,羽を動かして, 「飛べないはず」なのに,飛ぶ のである。 私たちも,周りの人から,「お前には無理だよ」 とネガティブなことを言われることがある。 そういう人は,ご親切にも,その理由(根拠)まで示してくれることがある。 そして,その言葉を信じて(受け入れて)しまうと, 自信を失ってしまうのである。 特に,「ネガティブな専門家」の言うことには,注意が必要である。 そんな時は,この「マルハナバチ」のことを思い出してみよう。 マルハナバチは,きっと,私たちに勇気を与えてくれるだろう。 |
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