ウェストコットとホートの「ギリシャ語本文」
(possible版行間逐語訳。
「NA27」は,「ネストレ第27版」の読みを示す。)
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possible訳聖書
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1 ginesthe oun mimeetai toutheou, hws tekna agapeeta,
(ギネスセ ウーン ミメータイ トゥー セウー, ホース テクナ アガペータ,)
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1 それゆえ,あなた方は,《その》神を[そっくり]真似る者〈たち〉となり“続け”なさい。愛されている[実の]子供〈たち〉なので[すから]。 |
2 kai peripateite enagapee, kathws kaihochristoseegapeesenhymas(「heemas」NA27)kaiparedwken heauton hyper hymwn(「heemwn」NA27)prosphorankaithysiantwtheweisosmeen euwdias
(カイ ペリパテイテ エン アガペー(イ), カソース カイ ホ クリストス エーガペーセン ヒュマース カイ パレドーケン ヘアウトン ヒュペル ヒュモーン プロスフォラン カイ スュシアン トー(イ) セオー(イ) エイス オスメーン エウオーディアス。)
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2 そして,あなた方は,[常に]愛のうちを歩み“続け”なさい。キリスト(メシア)もまた,私たち[のこと]を愛してくださったように,[そのようにあなた方もまた]。彼はご自身を,私たちのために引き渡してくださったのです。神に[とって]良い香りのする供え物,また,犠牲[となるためにです]。 |
3 porneia de kai akatharsia pasa ee pleonexia meede onomazesthw en hymin, kathws prepei hagiois,
(ポルネイア デ カイ アカサルスィア パーサ エー プレオネクスィア メーデ オノマゼスソー エン ヒュミーン, カソース プレペイ ハギオイス,)
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3 また,「淫行」や,あらゆる「汚れ」,または「貪欲」と名付けられ“続ける”のも,[もういいかげん]やめなさい。あなた方の中では[です]。「聖なる者〈たち〉」[という名]にふさわしく,[その名]のとおりに。 |
4 kai aischrotees kai mwrologia ee eutrapelia, ha ouk aneeken, alla mallon eucharistia.
(カイ アイスクロテース カイ モーロロギア エー エウトラペリア, ハ ウーク アネーケン, アッラ マーッロン エウカリスティア。)
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4 また,恥ずべき[言動]や,ばかな話,または下品な冗談。これらの[事柄も,はっきり言って]よろしくない。むしろ,「感謝」[する]ほうが,どれだけいい[だろう]。 |
5 touto gar iste ginwskontes hoti pas pornos ee akathartos ee pleonektees, ho estin eidwlolatrees, ouk echei kleeronomian en tee basileia tou christou kai theou.
(トゥート ガル イステ ギノースコンテス ホティ パース ポルノス エー アカサルトス エー プレオネクテース, ホ エスティン エイドーロラトレース, ウーク エケイ クレーロノミアン エン テー(イ) バスィレイアー(イ) トゥー クリストゥー カイ セウー。)
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5 というのは,あなた方は,このことを[よく]分かっているし,知っているからです。[それは],すべて,不品行な者,あるいは汚れた〈者〉,または貪欲な者--これは,彼が偶像礼拝者である[という意味ですが]--は,キリスト(メシア)の,また,神の《その》王国の中には,相続財産を[はっきり言って]持ってはいないことを。 |
6 meedeis hymas apatatw kenois logois, dia tauta gar erchetai hee orgee tou theou epi tous hyious tees apeithias.
(メーデイス ヒュマース アパタトー ケノイス ロゴイス, ディア タウタ ガル エルケタイ ヘー オルゲー トゥー セウー エピ トゥース ヒュイウース テース アペイスィアス。)
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6 誰にも,あなた方を,不誠実な〈いろんな〉言葉に[よって]だまし“続け”るのを[許したままにするのは,もう]やめなさい。これら〈の事柄〉のために,神の《その》怒りが,不従順の子らの上に臨みつつあるからです。 |
7 mee oun ginesthe synmetochoi autwn・
(メー ウーン ギネスセ シュンメトコイ アウトーン;)
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7 それゆえ,あなた方は,彼らと共にあずかる者〈たち〉となり“続ける”のは,[もう]やめなさい。 |
8 eete gar pote skotos, nyn de phws en kyriw・ hws tekna phwtos peripateite,
(エーテ ガル ポテ スコトス, ニューン デ フォース エン キュリオー(イ); ホース テクナ フォートス ペリパテイテ,)
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8 というのは,あなた方は,以前には〈ずっと〉“闇”でしたが,今では,主にあって“光”[となっているからです]。光の子供〈たち〉なのですから,あなた方は[光の子らしく,その中を]歩き“続け”なさい。 |
9 ho gar karpos tou phwtos en pasee agathwsynee kai dikaiosynee kai aleetheia,
(ホ ガル カルポス トゥー フォートス エン パセー(イ) アガソーシュネー(イ) カイ ディカイオシュネー(イ) カイ アレーセイアー(イ),)
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9 《その》光の実は,すべての良い性質と義と真実の中に[ある]から[です]。 |
10 dokimazontes ti estin euareston tw kyriw・
(ドキマゾンテス ティ エスティン エウアレストン トー(イ) キュリオー(イ);)
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10 〈何回もテストして〉確かめ“続け”なさい。何が,《その》主に喜ばれる[こと]である[のかを]。 |
11 kai mee synkoinwneite tois ergois tois akarpois tou skotous, mallon de kai elegchete,
(カイ メー シュンコイノーネイテ トイス エルゴイス トイス アカルポイス トゥー スコトゥース, マーッロン デ カイ エレンケテ,)
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11 そして,闇の《その》[まったく]実を結ばない〈数々の〉行ないに,共にあずかり“続ける”のは,[もう]やめなさい。むしろ,あなた方は,[その行ないの]誤りを認めさせることも,し“続け”なさい。 |
12 ta gar kryphee ginomena hyp autwn aischron estin kai legein・
(タ ガル クリュフェー(イ) ギノメナ ヒュプ アウトーン アイスクロン エスティン カイ レゲイン;)
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12 彼らによって,ひそかになされている《その》〈数々の事柄〉は,言うことさえも恥ずかしい[こと]だからです。 |
13 ta de panta elegchomena hypo tou phwtos phaneroutai, pan gar to phaneroumenon phws estin.
(タ デ パンタ エレンコメナ ヒュポ トゥー フォートス ファネルータイ, パーン ガル ト ファネルーメノン フォース エスティン。)
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13 しかし,《その》すべての〈事柄〉は,光によって明らかにされ,暴露されています。明らかにされている〈事柄〉は皆,光であるからです。 |
14 dio legei egeire ho katheudwn, kai anasta ek twn nekrwn, kai epiphausei soi ho christos.
(ディオ レゲイ エゲイレ ホ カセウドーン, カイ アナスタ エク トーン ネクローン, カイ エピファウセイ ソイ ホ クリストス。)
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14 ゆえに,彼は[こう]言っています。
「[眠りから]目覚め“続け”よ。眠っている〈者〉よ。そして,死んでいる〈者たち〉の中から出て,〈ただちに〉立ち上がれ。そうすれば,キリスト(メシア)[自ら],あなたに[光を注ぎ,あなたを]照らすであろう」[と]。 |
15 blepete oun akribws pws peripateite, mee hws asophoi all hws sophoi,
(ブレペテ ウーン アクリボース ポース ペリパテイテ, メー ホース アソフォイ アッル ホース ソフォイ,)
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15 それゆえ,あなた方は,[自分の]歩み方を注意深く見[守り]“続けて”ゆきなさい。賢くない〈者〉たちのようにではなく,むしろ,賢い〈者〉たちのように[歩んでいるかどうかを]。 |
16 exagorazomenoi ton kairon, hoti hai heemerai poneerai eisin.
(エクサゴラゾメノイ トン カイロン, ホティ ハイ ヘーメライ ポネーライ エイスィン。)
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16 《その》〈定まった〉機会(好機,時間)を,あなた方は,〈自分のために〉最大限に生かして用い“続け”なさい。なぜなら,《その》日々[そのもの]は,辛い[日々]であるから。 |
17 dia touto mee ginesthe aphrones, alla syniete ti to theleema tou kyriou・
(ディア トゥート メー ギネスセ アフロネス, アッラ シュニエテ ティ ト セレーマ トゥー キュリウー;)
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17 このゆえに,あなた方が,愚かな〈者〉となり“続ける”のは,[もう]やめなさい。むしろ,[次のことに]〈気づき〉悟り“続け”なさい。何が,《その》主の思い(望み)[であるのかを]。 |
18 kai mee methuskesthe oinw, en hw estin aswtia, alla pleerousthe en pneumati,
(カイ メー メスュスケスセ オイノー(イ), エン ホー(イ) エスティン アソーティア, アッラ プレールースセ エン プネウマティ,)
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18 また,あなた方は,ワインに酔わされ“続け”るのは,[もう]やめなさい。放蕩は,この中にあるのです。むしろ,あなた方は,霊の中に〈いつも〉満たされ“続け”ていなさい。 |
19 lalountes heautois psalmois kai hymnois kai wdais pneumatikais, adontes kai psallontes tee kardia hymwn tw kyriw,
(ラルーンテス ヘアウトイス プサルモイス カイ ヒュムノイス カイ オー(イ)ダイス プネウマティカイス, アー(イ)ドンテス カイ プサッロンテス テー(イ) カルディアー(イ) ヒュモーン トー(イ) キュリオー(イ),)
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19 あなた方は,自分自身に[いつも]話し[かけ]“続け”なさい。〈幾つもの〉詩編や賛美や,霊の性質を持つ〈様々な〉歌に[よってです]。〈いつも〉[心に]歌を歌い,また,〈たて琴のメロディーに合わせて〉賛美を歌い“続け”なさい。あなた方の《その》心に,《その》主に[向かって]。 |
20 eucharistountes pantote hyper pantwn en onomati tou kyriou heemwn ieesou christou tw thew kai patri,
(エウカリストゥーンテス パントテ ヒュペル パントーン エン オノマティ トゥー キュリウー ヘーモーン イエースー クリストゥー トー(イ) セオー(イ) カイ パトリ,)
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20 あなた方は,〈いつも〉感謝し“続け”なさい。どんな時にも,すべての〈事柄〉において[です]。私たちの主イエス・キリスト(メシア)の名において,《その》神また父に[対して]。 |
21 hypotassomenoi alleelois en phobw christou.
(ヒュポタッソメノイ アッレーロイス エン フォボー(イ) クリストゥー。)
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21 あなた方は,〈自ら〉服従し合い“続け”なさい。[いつでも]相互に[です]。キリスト(メシア)[へ]の恐れのうちに。 |
22 hai gynaikes tois idiois andrasin hws tw kyriw,
(ハイ ギュナイケス トイス イディオイス アンドラスィン ホース トー(イ) キュリオー(イ),)
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22 妻たちよ,自分〈たち〉の夫に[・・・]。《その》主に[対するか]のように。 |
23 hoti aneer estin kephalee tees gynaikos hws kai ho christos kephalee tees ekkleesias, autos swteer tou swmatos.
(ホティ アネール エスティン ケファレー テース ギュナイコス ホース カイ ホ クリストス ケファレー テース エックレースィアス, アウトス ソーテール トゥー ソーマトス。)
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23 夫は,《その》妻のかしらであるからです。キリスト(メシア)もまた,《その》会衆のかしら[であられるのと同じ]ように[です]。彼〈こそ〉,《その》体の救出者[なのです]。 |
24 alla hws hee ekkleesia hypotassetai tw christw, houtws kai hai gynaikes tois andrasin en panti.
(アッラ ホース ヘー エックレースィア ヒュポタッセタイ トー(イ) クリストー(イ), フートース カイ ハイ ギュナイケス トイス アンドラスィン エン パンティ。)
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24 事実,《その》会衆が,キリスト(メシア)に〈自ら〉服従しているように。これと同じように,妻〈たち〉よ,[あなた方]もまた《その》夫〈たち〉に,すべての[こと]において。 |
25 hoi andres, agapate tas gynaikas, kathws kai ho christos eegapeesen teen ekkleesian kai heauton paredwken hyper autees,
(ホイ アンドレス, アガパーテ タス ギュナイカス, カソース カイ ホ クリストス エーガペーセン テーン エックレースィアン カイ ヘアウトン パレドーケン ヒュペル アウテース,)
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25 夫たちよ。あなた方は,《その》妻〈たち〉を愛し“続け”なさい。キリストもまた,《その》会衆を愛したのと同じように[です]。そして,〈彼は〉ご自身を,彼女のために引き渡された[のです]。 |
26 hina auteen hagiasee katharisas tw loutrw tou hydatos en rheemati,
(ヒナ アウテーン ハギアセー(イ) カサリサス トー(イ) ルートロー(イ) トゥー ヒュダトス エン レーマティ,)
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26 彼は,彼女を神聖にするために,〈実際に話された〉言葉[という]水の沐浴に[よって]清め, |
27 hina parasteesee autos heautw endoxon teen ekkleesian, mee echousan spilon ee rhytida ee ti twn toioutwn, all hina ee hagia kai amwmos.
(ヒナ パラステーセー(イ) アウトス ヘアウトー(イ) エンドクソン テーン エックレースィアン, メー エクーサン スピロン エー リュティダ エー ティ トーン トイウートーン, アッル ヒナ エー ハギア カイ アモーモス。)
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27 きらびやかな装いをした〈素晴らしい〉会衆を,彼・が・自ら,ご自分のそばに〈連れてきて〉立たせるため[でした]。[彼は,彼女が]しみも,しわも,あるいは,その種の[事柄]が何一つない,聖く,そして,傷のない[もので]あり“続け”てくれるようにと[願っているのです]。 |
28 houtws opheilousin [kai] hoi andres agapan tas heautwn gynaikas hws ta heautwn swmata・ ho agapwn teen heautou gynaika heauton agapa,
(フートース オフェイルースィン カイ ホイ アンドレス アガパー(イ)ン タス ヘアウトーン ギュナイカス ホース タ ヘアウトーン ソーマタ; ホ アガポーン テーン ヘアウトゥー ギュナイカ ヘアウトン アガパー(イ),)
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28 このように,夫たちもまた,《その》自分〈たち〉の妻を愛し“続け”る義務がある[のです]。自分自身の体のように[です]。自分の妻を愛している〈者〉は,自分自身を愛している[のです]。 |
29 oudeis gar pote teen heautou sarka emiseesen, alla ektrephei kai thalpei auteen, kathws kai ho christos teen ekkleesian,
(ウーデイス ガル ポテ テーン ヘアウトゥー サルカ エミセーセン, アッラ エクトレフェイ カイ サルペイ アウテーン, カソース カイ ホ クリストス テーン エックレースィアン,)
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29 自分の身を憎んだ者は,いまだかつて,誰も・い・な・い・から[です]。むしろ,〈人〉は,それに栄養を与えて育て,そして,〈いたわり,温め,〉だいじにしている。キリスト(メシア)もまた,《その》会衆を[愛しているのと]同じように[です]。 |
30 hoti melee esmen tou swmatos autou.
(ホティ メレー エスメン トゥー ソーマトス アウトゥー。)
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30 私たちは,彼の《その》体の[大切な]一部(メンバー)だからです。 |
31 anti toutou kataleipsei anthrwpos [ton] patera kai [teen] meetera kai proskolleetheesetai pros teen gynaika autou, kai esontai hoi dyo eis sarka mian.
(アンティ トゥートゥー カタレイプセイ アンスローポス トン パテラ カイ テーン メーテラ カイ プロスコッレーセーセタイ プロス テーン ギュナイカ アウトゥー, カイ エソンタイ ホイ デュオ エイス サルカ ミアン。)
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31 「このゆえに,男は,《その》父と母を残して〈永久に〉離れ,彼の妻と〈にかわで,くっつけられたかのように〉ピッタリと結びつくであろう。こうして,《その》二人は一体となるのである。」 |
32 to mysteerion touto mega estin, egw de legw eis christon kai [eis] teen ekkleesian.
(ト ミュステーリオン トゥート メガ エスティン, エゴー デ レゴー エイス クリストン カイ エイス テーン エックレースィアン。)
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32 この神秘は偉大です。わ・た・し・は[今],キリスト(メシア)と《その》会衆について述べているのです。 |
33 pleen kai hymeis hoi kath hena hekastos teen heautou gynaika houtws agapatw hws heauton, hee de gynee hina phobeetai ton andra.
(プレーン カイ ヒュメイス ホイ カス ヘナ ヘカストス テーン ヘアウトゥー ギュナイカ フートース アガパトー ホース ヘアウトン, ヘー デ ギュネー ヒナ フォベータイ トン アンドラ。)
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33 いずれにしても,あ・な・た・が・た・一人ひとりも同様に,各々自分の妻を,自分自身を[愛する]ように愛し“続け”なさい。他方,《その》妻は夫を,畏敬[の念をもって尊敬し]“続け”てくださるようにと[願っています]。 |